平成20年10月1日号
自治会からの要望の経過報告
前回の「千鳥ケ丘レポート」でご紹介申し上げましたが、沢自治会長様のご苦労により提出されました市役所などへの要望について、途中経過をご報告申し上げます。
◆市立病院宿舎跡地について
市立病院宿舎の跡地については、現在取り壊し工事にかかる費用の見積を取得中で、その見積に基づき、平成21年度予算に計上の予定。
取り壊し工事が完了後に、分譲をする予定。分譲に際しては、地元にまず購入希望を伝達する予定である。(以上、平成20年9月24日)
◆市道彦根駅平田線の側溝改修について
千鳥ケ丘の中央を南北に貫いている市道彦根駅平田線の側溝については、平成20年度予算の範囲内で一部について工事を行い、残りの部分については平成21年度予算の中で処理できるように検討中である。
◆千鳥ケ丘団地内排水路の汚泥対策について
団地内の排水路の汚泥除去については、問題が発生した場合に、バキュームカーで汚泥を除去することを検討している。(以上、平成20年9月25日)
◆信号機設置について
市道彦根駅平田線の千鳥ケ丘町内中央の信号機については、状況把握を行った上で、公安委員会・警察署などに実情を伝えるようにしたいと考えております。一部警察に関係していた方からの情報によれば、信号機の設置よりも通行車輌の速度制限遵守への対応のほうが効果があがるのではないかとのアドバイスを受けたものでありますが、いずれにしても大事故が発生してからでは遅すぎるので、善処方を引き続き要望したいと考えております。
天王山(雨壺山)配水池改築工事について
平成20年9月定例会で標記の問題について質問をしましたので、その答弁概要をお知らせいたします。
旧配水池5池の解体作業が完了し、本年9月末までには新配水池建設予定地の整地作業が完了の予定で、概ね平成23年1月に新配水池の供用を開始する予定である。
解体工事に際しては、地元に回覧などを通じて周知してきたが、今後とも地元と協議をしながら、周知を徹底したい。
テレビ共聴設備については、現在仮設の状態であるが、配水池築造工事完了後に復元をする予定である。
8月14日に現地を歩きました
平成20年9月定例会で個人質問
平成20年9月定例会は、9月1日開会し、辻真理子は9月9日の本会議で個人質問を行いました。
質問通告内容は、次のとおりで、それぞれの担当者から答弁を得ました。
1 ひこね障害者まちづくりプランの具体的施策について
(1)市内開出今町にある旧老人ホーム金亀荘の活用について
- 旧老人ホーム金亀荘の跡地が市街化区域になる可能性は
- 市街化調整区域のままであるとすれば旧金亀荘の活用について
- 2つの障害者施設が旧金亀荘を賃借要望しているが可能性について
(2)稲里町の知的障害者施設NPO法人Rの現状と彦根市の対応は
- 建物が老朽化し障害者の安全確保が出来ないが彦根市の認識は
- 障害者の環境整備はひこね障害者まちづくりの一環ではないか
- 旧金亀荘を福祉施設として活用する場合問題点は何か
(3)彦根市の障害者福祉事業の基本的な方向性について
- 障害者福祉は本来自治体が主体となって取り組む事業ではないか
- 養護学校高等部卒業後、障害者を受け入れる施設の拡充について
- 市内の障害者施設が合同会議や運動会をする場所が必要ではないか
2 放課後児童クラブについて
(1)放課後児童クラブの現状について
- 過去5年間の小学1年生から3年生の児童数と利用者の推移は
- 児童数と利用者のデータからどのような現状が分析出来るか
- 利用者が大幅に増加した社会的背景の変化について
- 施設の状況について
(2)国のガイドラインと彦根市の指針についての矛盾点
- 国が示している新待機児童ゼロ作戦に対して彦根市の方針は
- 利用者の制限をする場合、入会基準の見直しが必要か
- 施設のガイドラインと彦根市の現状は合致しているか
(3)保護者の利用料について
- 児童一人月額5000円は他市との比較も考慮に入れて妥当か
- 家庭の状況に鑑み減免措置の配慮について
- 夏休み・春休み・冬休みには加算料金の設定が必要ではないか
(4)指導員の現状と対策について
- 指導員の数は足りているか
- 指導方針の違いからチームワークが難しい現状について
- 指導員を募集しても応募者が少ないとの事だが対策は
- 発達障害児を受け入れる場合の対策は
3 天王山配水池改築工事の進捗状況と配水池の役割について
(1)天王山(通称雨壺山)配水池改築工事について
- 工事開始より約1年が経過したがその後の進捗状況ついて
- 8月上旬に旧タンクの破砕工事があったが住民への周知ついて
- 天王山山頂にある有線テレビのアンテナの復旧工事について
(2)彦根市における天王山配水池の役割は
- 配水池の役割と水源地からの家庭までの水の流れについて
行政視察を終えて
平成20年7月15、16の両日、会派「新政ひこね」が行政視察として姫路市と丹波市(いずれも兵庫県)に参りましたので、そのご報告を申し上げます。
姫路市では阪神淡路大震災を教訓として「ひめじ防災プラザ」を設置され、見学いたしました。その中には、彦根市内のバルブ・メーカーが納入している「精密膜ろ過浄水装置」が備えられていました。彦根から離れた地で彦根の地場産業であるバルブからの発展装置を見学できたことが驚きでした。その後、世界遺産に登録されている姫路城を見学し、彦根城とは規模の違う世界遺産の質・量に圧倒されました。
姫路城
翌日は、丹波市にある「丹波市柏原・氷上学校給食センター」を見学しました。約3,500人分の給食を小学校7校、中学校2校、幼稚園7園に配送していますが、厨房方式はドライシステムで行われており、熱源としては電力を使用し、調理室内の室温も上昇しない省エネルギー(CO2削減に有効)な設備でした。
また、7月23日から25日には福祉病院常任委員会の視察として、羽島市(岐阜県)・富士市(静岡県)・宇都宮市(栃木県)の介護施設、見附市(新潟県)の病院施設をそれぞれ見学いたしました。
今後の彦根市内での施策に反映できるよう、頑張りたいと考えております。
丹波市柏原・氷上学校給食センター
市議会の定数削減(議会改革特別委員会)
彦根市の財政逼迫と行政改革の流れの中で、定数削減を含めた議論のための議会改革特別委員会の委員に就任し、今日まで意見を述べて参りました。
現在の彦根市議会の定数は28名です。私、辻真理子が当選させていただいた時の選挙ではこの定数に対して29名の立候補によって選挙が行われました。
このことから、そもそも28名の定数が多すぎるとの意見も出ております。
彦根市の小学校区は全部で17あります。そのそれぞれから選出されるとすれば17名の枠が必要になると思います。一方、政党の推薦などを受けて立候補している方たちもあります。
こうした現実の中にあって、辻真理子は次のように考えます。
地域の声を反映させることも必要でありますが、一方、市民全体のことを考える必要があるのが市議会議員であると考えます。一部に偏った政治姿勢ではなく、あらゆることに目配り、気配りをすることが議員としての責務であると考えます。
現在、特別委員会では定数削減は既定の方針ですが、その人数については20名から26名までの意見が入り乱れております。他市の例を参考にするとしても単純に人口で比較をするわけにもいきません。かといって、面積で比較をすることも問題があると考えます。
この委員会での議論は11月中に結論を得て、12月定例会に条例改正案として上程される予定です。
人の生き様
9月15日、佐和山学区敬老会に参加させていただきました。
多くのお年寄りのお元気な顔を拝見することができました。今後とも、お元気でお過ごしいただきたいと思います。
当日、お話しいたしました心の持ち方を改めてご紹介申し上げます。
「青春、朱夏、白秋、玄冬」という言葉です。心の持ち方で日々の行動も変わるということを心に刻んでいただきたいと思います。